コンピュータウィルスには多くの種類があり、最近益々増えています。感染経路や症状、感染による被害の規模なども様々ですが、大きく分けるといくつかの種類に分類することが出来ます。コンピュータウィルスの種類により感染経路や症状などが違い対策方法も違ってきますが、被害にあう前に対策ソフトなどで予防することが重要です。また被害にあった場合にも特徴などから対処できるように基礎知識を覚えておいた方が良いでしょう。
コンピュータウィルスは、感染方法や感染経路・ルートにより複数に分類することができます。最近ではコンピュータは仕事でも家庭でも使用されるようになっていますので、被害にあう可能性は益々高くなっているといえると思います。まず基本的な対策としてウィルス対策ソフトはインストールしておくべきでしょう。ウィルス対策ソフトなら最新のウィルス情報を自動的にダウンロードしてくれるので、対策が取れるでしょう。またメールに添付されて送られてくるファイルは、メール送信元が分からないものは実行しないようにしましょう。またメール送信元が分かっていても、相手のパソコンがコンピュータウィルスに感染した為に送信されている可能性がありますので、注意が必要です。コンピュータウィルスは、作り方が公開されているような種類ものがあり、それにより被害状況が拡大しますので、事件・被害に遭わないように予防対策をしっかりとしましょう。
コンピュータウィルスにはいくつかの種類があります。その中でも代表的な種類では、ファイル感染型、マクロ型、トロイの木馬、ワーム型、ボットと呼ばれるような種類があります。コンピュータウィルスはこのような種類に完全に分けられる場合よりも、複数の特徴を併せ持つものが多くあります。
ファイル感染型と呼ばれるコンピュータウィルスの種類は、実行プログラムに感染するタイプのコンピュータウィルスです。この種類は、実行プログラムの制御をプログラムの一部を書き換えてたり、悪意のあるコードの埋め込まれた実行プログラムを既存のプログラムに上書きしてしまいます。感染したプログラムは、コンピュータの正常動作を妨害したり、データを削除したり、感染プログラムを複製したりと、その動作については様々です。ファイル感染型の種類には、システムドライバなどのシステムファイルに感染する種類があります。システムファイルに感染すると、パソコンを起動するたびにコンピュータウィルスも実行され、システム領域に常駐することになります。
マクロ型と呼ばれるコンピュータウィルスの種類は、マイクロソフトの製品のマクロ機能によって動作する種類のものです。マイクロソフトのマクロ機能は、VBスクリプトの拡張であることからVBスクリプト型とも呼ばれることがあります。ワードやエクセルなどのファイルにマクロが含まれていたり、マクロファイルの形式でメールに添付されていたりします。実行したときの動作は様々で、コンピュータを破壊したり外部にメールを送信したりする種類もあります。
ダイレクトアクション型と呼ばれるコンピュータウィルスは、プログラムを実行していないのに実行される種類のものです。代表的なものは「Nimda」で、Outlook Expressでこのウィルスが添付さたメールをプレビューモードで開くと、ウィルスが実行されてしまうというものです。「Nimda」に感染した場合には、ウィルスをアドレス帳に登録されているアドレスに送る、パソコンのハードディスクのファイルをネットワーク内の他のパソコンにコピーしまくるなどの動作を行います。Outlook Express(アウトルック・エクスプレス)とはInternet Explorer(インターネット・エクスプローラ)に付属される無料のメーラで、多くのウィンドウズ・ユーザーが使用しています。現在ではマイクロソフトにより対策されていますので、アップデートをすることで「Nimda」には感染することはありません。
トロイの木馬型といわれるコンピュータウィルスの種類は、ユーザがソフトをダウンロードして使用しているプログラムの中に存在する種類のものです。便利なソフトとしてユーザが使っていることがありますが、その裏で外部にコンピュータのデータや情報を送信したり、ある時間になるとコンピュータを破壊したりします。データを送信するプログラムは、スパイウェアとも呼ばれます。スパイウェアは、企業がマーケティングのための情報収集の目的のために利用したり、著作権保護の対策として利用する目的で作られたりして問題になりました。
ワーム型と呼ばれるコンピュータウィルスの種類は、コンピュータ内のファイルに感染せずにウィルス自体が実行形式のプログラムファイルの種類のものです。ワームのみで外部にアクセスして感染を広げたりします。
ボットと呼ばれるコンピュータウィルスの種類は、コンピュータを破壊せずに外部から感染したプログラムを利用したり、不正にデータを抜き取ったりするタイプのものです。感染方法はセキュリティーホールなどを突いたり、実行型やマクロ型などのようにメールの添付されてものを実行することで感染することがあります。